Build 2014 Day1-3 Office / Future / new CEO

次に CVP, Office の Kirk Koenigbauer より開発中のストアアプリ版 Office についてデモがありました。先に発表されている ipad 版とほぼ同じような画面であり、やはり同様に保存という概念のない自動保存タイプのもののようです。全面的に DirectX で開発されているようで、PowerPoint のデモを見る限りエフェクトなども非常にスムーズに動いていました。しっかりタッチ対応もされているようで、スタートスクリーンと並んで今後のストアアプリを作る上でのベンチマークになると思われ、早く試してみたいところです。デモのスクリーンを見る限りにおいては Word / Excel / PowerPoint が用意されるようです。これに既にリリースされている OneNote が入った状態がストアプリ版の形になるのではないかと思います。(価格やライセンスについてはアナウンスはありませんでした)

KirkKoenigbauer
[Kai Koenigbauer]

81StoreAppsPowerpoint
[Store App PowerPoint]

先に書いたように、 Office は Windows アプリケーション全体に対するベンチマークとなります。そのため、GUI への移行が本格的になった時に PowerPoint がファミリーに加わったように、 NUI 世代の代表的な存在が Office に入ってくることを望んでいます。今回はそのようなものを見ることはできませんでしたが、ここは是非マイクロソフトに頑張ってほしいところです。エクセルのような、と今いわれるような要望をお客様から聞くことができるようなアプリの追加を期待しております。

このほか、ストアプリの HTML5 での開発の際の JavaScript ライブライである WinJS がオープンソースになることが発表されました。なにやらオープンソースにすることで自分たちで管理することをやめてしまうこれまでのいくつかのテクノロジーを思い出してしまいました。今回はセッション全体を通じて .NET / C# / XAML に関してこれまでよりも強いメッセージを感じました。とはいえ、XBOX では HTML5 のみが使える開発言語のようですので、完全に一本化しようということではなく、適材適所で使っていこうという感じかもしれません。(そうなるとカバー範囲が増えるのでそれぞれの生産性が問題になりますね?是非弊社の UI コンポーネントでお手伝いさせください!)

また、Brokered Windows Runtime Components というものが発表され、サイドローディングの場合にはストアアプリとデスクトップアプリが通信を行うことができるようになりました。既存のライブラリを .NET ベースで持っているような場合に、全く同じものをストアアプリの新しいインターフェイスから呼び出す形に書き換えるデモが行われています。 MSKK のエバンジェリストの方によればサイドローディングのライセンスが変わって使いやすくなるという話もありましたので、Windows 8 におけるマイグレーションシナリオの一つになるのではないかと思います。ただし、この対応に RT が含まれるわけではありませんので、デスクトップアプリをしっかりタッチ対応させたアプリケーションの対応も重要になるかと思います。

最後に、今後いつ対応することになるかはわからないがという前置き付きで、いくつかのロードマップが示されました。

将来的には XBOX にも Universal Windows Apps が動くようになるようです。(XBOX OneではHTML5 or C++ での開発になるようです。)デモでは Visual Studio で Windows / Windows Phone / XBOX One の3つにデプロイする様子を見ることができました。アプリケーションは KINECT も想定通りに利用できていました。

また KINECT V2 for Windows についても発表されています。近日中に SDK も入手できるようになるようです。

DirectX12 が Windows / Windows Phone にも同様に利用できるようになることも伝えられました。PC 上で XBOX One の Forza 5 と同じシーンが再生され、将来的に PC で実現できるレベルが示されました。(結局 Office といい DirectX で作られているわけで、グラフィックリッチなハイパフォーマンスアプリケーションを求めるのであれば避けて通れない領域なのではないかと思います)

IntelGalileo
[Intel Galileo]

次に Internet Of The Things について触れられ、ワンチップで X86 アーキテクチャを実現している Intel Galileo が紹介されました。これも Windows が動くことになりますので、様々なデバイスで Windows が稼働し、慣れた方法でプログラムがかけることになります。デモでは Windows が稼働するピアノに Telnet でログインし、プログラムを動かして演奏するシーンを見ることができました。(デバッガーをピアノにアタッチして。。。)

将来の Windows のデスクトップがスタートメニューの中にタイルがある、ストアアプリがマルチウィンドウの中で動いているところもデモされました。これは Windows 8.1 Update に含まれるわけではありませんし、開発中の将来バージョン(画面では 8.1 Enterprise Build 9600 と見えていました。そう遠くない将来なのかもしれません)であるとのことでしたが、ストアアプリがマルチウインドウで動く方向性が示されたことによって、ストアアプリを作る意味も変わってくるかもしれません。特に企業での利用においてはより受け入れやすくなるのではないかと思いますが、これまでフルスクリーンを前提に設計されているものなので、リサイズ時のふるまいをどうするべきなのかなど、 UI 観点での問題点はかなりたくさんあると思われます。このあたりについては早めに情報が出てくることを期待したいです。

81Desktop
[Windows Future Desktop]

この後今後の Windows の価格について触れられ、デバイス利用の IoT の場合、あるいはタブレットやスマートフォンなどの9インチより小さいスクリーンを持つもの(現在主流になりつつある8インチタブレット、すべての Windows Phone が対象になります)は Windows を無償にします、というアナウンスがありました。なかなか衝撃的な発表です。既に Windows Phone についてはほぼゼロに近い状態であったと推測できます(Lumia 521 は契約縛りなしで69USDで購入できました)し、8インチタブレットも同様の契約があるのではないかと思いますが、精神的なバリアが下がり新しいメーカーが参入することも考えられますし、もちろんより低価格な Windows デバイスが出てくることも十分考えられます。OS のライセンスフィーで成り立っていた会社の発表としては大変大きな発表ではないかと思います。

IoTisZero
[Windows for IoT = $0]

lessthan9isZero
[9インチより小さいスクリーンを持つ Phone や Tablet での Windows も $0]

最後に Nokia が十分に時間をとって新しい Phone の発表などを行った後、新 CEO の Satya Nadella 氏が登壇しました。マイクロソフトにとって開発者がどれだけ大事な存在であるかを、自分たちは Office や Windows の会社である前に開発ツールの会社として始まったのだ、と表現し、非常に深い関係のものであると伝えました。その後事前にビデオで用意された来場者からの質問に答えるセッションがありましたが、一つ一つの質問に丁寧に答える誠実な姿勢が伝わってきて、もちろん Steve Balmer のような迫力で迫ってくるタイプではないのですが、真面目な着実さというか、そういうものを感じました。彼自身開発者の出身でもあり、今後の Developer Relation が期待できるのではないかと思います。

SatyaNadella
[Sathya Nadella]

どのカットのテクノロジーであれ、強い競合がひしめいている状態にあって、マイクロソフトの強みがどこかと考えた場合には、やはり大きな開発者コミュニティを抱えているというところが断然大きいと思います。それが反映された Visual Studio というツールがあり、様々なアプリケーションをそこから開発することができる、そのようなエコシステムを重視する姿勢は、Build が始まったころには少し揺らいで見えましたが、また基本に戻って重要視してくれているのではないかと一人の参加者として感じました。

81Partners
[Partners]

私たちインフラジスティックスもこのエコシステムの一部です。今後クライアントサイドにおいては、クロスプラットフォームが大変重要になり、 Xamarin / PhoneGap / Unity など直接はマイクロソフトがリリースしているものではないテクノロジーとの連携も重要になってくると思われます。弊社もこの流れの中にあって、お客様の状況に最適な開発ツールやサービスを提供できるように頑張っていきたいと思います。

[基調講演ビデオへのリンク]

 

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Build 2014 Day1-2 Windows 8.1 Update

初日のもう一つの主役である Windows 8.1 Update です。こちらについても、もちろんキーノートの中では多くの時間が割かれていました。Joe は Windows の担当でもあるので、引き続き紹介を続けています。

まずはIEに搭載される Enterprise Mode の紹介です。これを利用すると、IE8互換のレンダリングに対応できるようで、既存のウェブアプリケーションを抱えているようなケースで役立ちそうです。手動で切り替える以外にも、プロファイルの適用によってリストアップされたサイドに自動的に適用されるパターンも想定しているとのことでした。

81EnterpriseMode
[Enterprise Mode]

次にストアアプリにおけるタスクバーとタイトルバーの対応です。デスクトップをメインに扱うことを想定したものだと思われますが、デスクトップのタスクバーにデスクトップアプリだけでなくストアアプリも同じように並ぶようになりました。また、ストアアプリ自体にもマウスを画面上端にもっていったときにタイトルバーが出るようになり、右上には閉じるボタンや最小化ボタンもある状態になりました。ウィンドウ内での動作をしているわけではなく、ストアアプリがフルスクリーンであることには変わりがありませんが、既存ユーザーに対する「経験の踏襲」を考えると、マウス+キーボードでのオペレーションにおいてより使いやすくなったといえると思います。(逆に言えば、現時点ではマウス+キーボードにおけるデスクトップの生産性は、やはり Windows における訴求ポイントであり、それを超えるような新たな提案は現時点では存在しないということになるのでしょう。このあたりは、本来であれば数年先のビジョンを見てみたいところでした。)

81StartScreen
[Power Option on Start Screen]

81MultiSelection
[Drag multiple tiles]

81ContextMenu
[context menu on tile]

81InstalledApps
[highlight for installed apps]

スタートスクリーンも細かい変更があります。画面上への電源ボタン/検索ボタンの追加、タイルに対するコンテクストメニューの表示(これを許したことによって、ストアアプリで同様の対応が可能になるかもしれません)複数選択によるまとめたタイルの移動、新規インストールアプリのハイライト表示などがデモされました。スタートスクリーンはストアアプリのベンチマーク的な存在でもあり、これまでもストアアプリでの UX を考えるうえで重要な存在でした。ユーザーはスタートスクリーンでできることはストアアプリでも同様に行えると考えるはずです。今後審査などを考えるにあたってもっと新しいスタートスクリーンを確認する必要があると思っています。

81TaskBar
[Taskbar and Titlebar for StoreApps]

次に CVP, Operating Systems Group の David Treadwell より Windows プラットフォームにおける開発の統合を行っていくという説明があり、Universal Windows Apps が発表されました。これは Windows Phone / Windows / XBOX といった Windows プラットフォームに対して共通のアプリケーション開発環境を提供し、一度に開発を可能にするというものです。もちろん、画面などを最適化する必要はありますが、そこでもユニバーサルことロールと呼ばれているハブコントロールなどではコントロールレベルでそれぞれの環境に最適化された表示を自動的に行ってくれるようです。(このあたり、私たちサードパーティベンダーも頑張れるところかもしれません)

DavidTreadwell
[David Treadwell]

81EndToEndDevelopment
[streamlined end to end development]

81UniversalWindowsApps
[Universal Windows apps]

当面のターゲットは Windows と Windows Phone になるようで、Director, ecosystem & Platform の Kevin Gallo から Visual Studio によって Universal Apps を開発するデモが行われました。ほとんどのコードをきゅ通過している状態でも、ストアアプリから Phone アプリがスムーズに出来上がっており、さらに個別に UI を最適化することもできるとのことでした。「Made for Windows Phones and Windows PCs」というバッジも作られており、今後ストアでこのバッジがついているアプリを購入した場合にはどちらでも利用できるということになるようです。

KevinGallo
[Kevin Gallo]

81HubControlUniversalControl
[Universal Windows Apps development by Visual Studio]

81LangModel
[application architecture of Universal Windows apps]

81StoreForUniversalApps
[Made for Windows Phones and Windows PCs]

すでに Windows Phone においてはかなりコードの共有化が図れるようになっていましたが、これをさらに一歩進めて Universal Apps というステップが示され、マイクロソフトの提供するプラットフォームにおいては統合された一つの開発方法で一つのアプリがすべてのプラットフォームで動作するようになるという大きなロードマップが示されたのだと思いました。今後 XBOX などに関しても詳細が出てくるのだと思われます。(続く)

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Build 2014 : Day 1-1 Windows Phone

ついに今年の Build が始まります。まずは初日の Keynote です。いつものごとく DJ を呼んでかなりのボリュームで音楽を流し続けており、朝から盛り上がります!(個人的にはラスベガスでの MIX を思い出します。)

TerryMyerson

Operating Systems Group の EVP である Terry Myerson が仕切り役となって始まりました。Keynote は day 1 と day 2 の2回がありますが、初日は Devices & Services / Mobile first, Cloud first といったビジョンステートメントでいうところの Devices / Mobile に特化した話となりました。私としてもクライアントサイドの話は主戦場でありますので、大変期待している内容でした。マイクロソフトの全てのプラットフォームに携わる者が目指していることは、関わっていただいている全てのパートナーや開発者をモチベートし、「your creativity come to life : 皆さんの創造性を輝かせること」である、と話していたことが冒頭では印象的でした。

JoeBelfiore

まずは Mobile first の先鋒として Windows Phone について Joe Belfiore : CVP, Operating Systems Group が詳細に伝えています。 彼は以前から Windows Phone の顔役といった感じですが、出世して担当範囲が広くなった今でもやはり彼が話さないと始まらないといった感じです。特に新興国などでのビジネス的な成功や新たなパートナーシップについて伝えたのち、メジャーアップデートになる Windows Phone 8.1 について話しています。Windows Phone について「最もパーソナライズドされたスマートフォン」と位置づけ、 More personal, tailored (もっとパーソナルに、仕立てられた) 体験を意識して開発されたとのことでした。

ActionCenter
[command center]

InteractiveLockScreen
[Interactive Lock Screen]

BackgroundTiles
[image live tiles]

これまで以上にインタラクティブなロックスクリーンテーマの導入や、タイルカスタマイズなどが発表され、その後「She comes to life」という発言が出た時に会場の多くの人たちが次に起こることに気づいてざわめいていました。噂されていた Cortana の発表です。 iOS における Siri の位置づけに当たるものと思って間違いありませんが、大きく違うのは Bing と連携することによってユーザーの指向性を把握しており、よりアクティブなパーソナルアシスタントとして振る舞う事だと話していました。(もともとは Halo というゲームに出てくる AI の名前です)開発にあたっては、実際にパーソナルアシスタントとして働いている人々にインタビューを行い、良い仕事をするために何が必要なのかをリサーチした結果を反映しているとのことでした。(その過程も気になるところです)Beta 版とのことでしたが、かなり認識率も高く(確認できたのは英語だけではありますが)きわめてスムーズな言葉で回答を返していました。Windows Phone に内蔵された通知機能と連携して、場所やスケジュール、人と関わるタイミングなどでタイムリーな通知を行うというデモが行われています。Bing と連携をし、かつパーソナルな情報を Phone で保持することによってアクティブにサポートしてくれるパーソナルアシスタントとして開発されているようでした。

Cortana
[Cortana]

notebook
[Cortana’s notebook]

interests
[interests]

QuietHours
[quiet hours]

Places
[places]

FOundFlightInEmail
[メールの中から旅程を見つけてトラックするかどうかを聞いている]

ScheduleConflict
[スケジュールコンフリクトを知らせている]

findRestraunt
[Bing の検索結果と合わせて四つ星レストランを検索]

Siri との大きな違いは、 Cortana が サードパーティアプリケーションでも利用できるという事でしょう。具体的な API がどうなっているのかなどについては Keynote では触れられていませんでしたが、 Hulu でウォッチリストに動画を追加したり、Facebook で特定の個人のタイムラインを閲覧することなどをボイスコマンドで行っていました。個人的にも音声インターフェイスによるアプリケーション操作については大変興味のあるところなので、これを開発に組み込めるとしたら大変素晴らしいことだと思います。(できれば Windows 8 でも使えるようになってほしいですね。)「競合」とは違って、ローエンド端末を含む全ての 8.1 アップデート対応端末で利用できるとのことでした。 Cortana は当初はUSからBetaが始まり、その後UK、中国と開始されていくとのことでした。(日本でどうなるかは不明です)

3rdPartyApps
[3rd party apps]

また、ビジネス利用についても力を入れていることが発表され、 Enterprise VPN への対応、 S/MIME への対応によるセキュアなメール利用、 MDM によるローカルコピーの禁止制御などがデモされていました。その他にも細かい機能への対応として、適切な Wifi を案内する Wifi sense や Word flow keyboard 、設定情報のデスクトップとの同期や IE11 などが発表されていました。実際の市場への投入は今後数か月をかけて行われるとのことです。

nickHedderman
[Nick Hedderman]

WordFlowKeyboard
[wordflow keyboard]

この後発表されているユニバーサルアプリも考えると、Cortana など個人的にも利用したくなる機能もあり、日本での投入が期待されるところです。(続く)

Build 2014 : Day 0

本日より一週間 Microsoft Build 2014 に参加しています。4月1日出発で1日到着、到着当日はレジストレーションなどを行ってから弊社ブースの確認などを行って行きます。(このエントリーはサンフランシスコに向かう機内で書いたものです。)

今回は CEO が Satya Nadella 氏になってからの始めての Build ということで、諸々のメッセージに違いが出てくるのかどうかが気になるところです。もともと、Windows 8のリリースに伴ってこれまでの PDC や MIX を統合して始まった Build ですが、当時の Steven Sinofsky の意向が強く現れていたことは間違いありません。これで四年目の参加となりますが、個人的には昨年あたりはマイクロソフト内部がバタバタしているのが現れていたような気がして、いつもの世界各地から集まる仲間との同窓会としては良いものの、イベントとしては多少勢いを失っていたように感じていました。

自らもハードコアデベロッパー出身であると公言するSatyaが、どのようにこの最大のデベロッパーカンファレンスに合わせた用意をしてくるのかとても興味があります。

気になるアイテムとしては :

  • 次期 VisualStudio 及び VisualStudio Online
  • XBOX Oneでのアプリ開発
  • Kinect 関連
  • Windows RT と Windows Phone に関する動向

などが挙げられます。ただし、これらを超えて気になることがあるとすれば、Windows 8.1 アップデートにおいて既存ユーザーに譲歩したように思える OS 全体の体験デザインがどのような方向性になって行くのかということです。常々私は、Windows 8 は NUI 時代への入り口における、Windows 3.0 のような存在であると考えています。新しい標準が浸透する前に既存環境も含めたサポートが必要になる世代であり、どちらの世代にとっても橋渡しゆえの中途半端な状態ではあるものの、次世代に至る道のりにおいて大変重要と考えています。個人的にはWindows 8.1 アップデートが Windows 3.1 のような大きなマイルストーンで在るとは思えていないので、今後につながる重要な発表があり、今後 NUI 世代においての Windows 95 にあたる存在を少なくとも期待できる何かがあることを期待して止みません。

アプリとして、手書きをしっかりサポートできるものがiOSに比べて圧倒的に少ないことも気になります。ちなみに、今回はiPad Air と Surface 2 しか持ってきませんでした。どこまで作業可能であるかの実験でもあります。

などなど書いておりますが、もちろんシンプルにイベントを楽しむつもりでいますし、毎年ここでしか会えない人たちとの再会も楽しみです。 今年はBLOGが途中で力尽きないように頑張りたいと思います!それでは四日間、よろしくお願いいたします!

Build 2014 : Day 0

本日より一週間 Microsoft Build 2014 に参加しています。4月1日出発で1日到着、到着当日はレジストレーションなどを行ってから弊社ブースの確認などを行って行きます。(このエントリーはサンフランシスコに向かう機内で書いたものです。)

今回は CEO が Satya Nadella 氏になってからの始めての Build ということで、諸々のメッセージに違いが出てくるのかどうかが気になるところです。もともと、Windows 8のリリースに伴ってこれまでの PDC や MIX を統合して始まった Build ですが、当時の Steven Sinofsky の意向が強く現れていたことは間違いありません。これで四年目の参加となりますが、個人的には昨年あたりはマイクロソフト内部がバタバタしているのが現れていたような気がして、いつもの世界各地から集まる仲間との同窓会としては良いものの、イベントとしては多少勢いを失っていたように感じていました。

自らもハードコアデベロッパー出身であると公言するSatyaが、どのようにこの最大のデベロッパーカンファレンスに合わせた用意をしてくるのかとても興味があります。

気になるアイテムとしては :

  • 次期 VisualStudio 及び VisualStudio Online
  • XBOX Oneでのアプリ開発
  • Kinect 関連
  • Windows RT と Windows Phone に関する動向

などが挙げられます。ただし、これらを超えて気になることがあるとすれば、Windows 8.1 アップデートにおいて既存ユーザーに譲歩したように思える OS 全体の体験デザインがどのような方向性になって行くのかということです。常々私は、Windows 8 は NUI 時代への入り口における、Windows 3.0 のような存在であると考えています。新しい標準が浸透する前に既存環境も含めたサポートが必要になる世代であり、どちらの世代にとっても橋渡しゆえの中途半端な状態ではあるものの、次世代に至る道のりにおいて大変重要と考えています。個人的にはWindows 8.1 アップデートが Windows 3.1 のような大きなマイルストーンで在るとは思えていないので、今後につながる重要な発表があり、今後 NUI 世代においての Windows 95 にあたる存在を少なくとも期待できる何かがあることを期待して止みません。

アプリとして、手書きをしっかりサポートできるものがiOSに比べて圧倒的に少ないことも気になります。ちなみに、今回はiPad Air と Surface 2 しか持ってきませんでした。どこまで作業可能であるかの実験でもあります。

などなど書いておりますが、もちろんシンプルにイベントを楽しむつもりでいますし、毎年ここでしか会えない人たちとの再会も楽しみです。 今年はBLOGが途中で力尽きないように頑張りたいと思います!それでは四日間、よろしくお願いいたします!

半年乗ってません…

このBLOGをご覧の皆様は、「こいつちょいちょいこけてる鈍臭いやつだな」とお気づきのことと思いますが、このところ更新がなかったのは、やはり怪我のせいでした。

昨年の7/20に、伊豆に朝練に出かけた帰り、もうすぐ家に着くぞという近くの道で、センターラインを割ったクルマを回避して歩道に突っ込みました。

20140216-184030.jpg

ホイールもこの有様、肩を複雑骨折して今も治療中です。

20140216-184146.jpg

今後どうなるかはわからない感じですが、愛車も修理中であることはお伝えしておきます!


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Build 2013 day 1-1 – Windows 8.1 -

本日より、現在参加中の Build 2013 のレポートをお届けしていきます。既にLiveStreamingやレコーディングを通じて情報を得ている方も多いかと思いますが、私が現地で感じたところなどを交えて書いてまいります。レコーディングを見るときに少し参考になればと思いながら書いております。また、一部の画像は既に英語でアップされている同僚のBLOGを借りております。Thanks David!

早朝に到着した私たちに影響はなかったものの、到着時点では濃霧が出て、以後のほとんどの飛行機が遅れるような天気になっておりました。少し心配はしていたものの、初日は晴天に恵まれ参加者が続々と到着、かなり早い段階でキーノート待ちの長蛇の列ができておりました。聞き間違えでなければ6,000人が直接参加しているようですので、当たり前なのかもしれませんね。


<キーノート待ちの長蛇の列。>

キーノート最初のスピーカーがいったい誰になるのだろうか?と参加者の間で話をしていたのですが、会場を一気に盛り上げるのはやはりスティーブ・バルマーでした。恐らく前半でかなり使っていた単語があるとすれば「Rapid」と「Touch」でしょう。「Rapid」については、前回の10月末の Build 2012 から時間をおかずに Build 2013 を開催していることにも触れ、リリース/開発サイクルの歩調が大変に早まっていることを強調しました。前回がWindows 8 リリース直後でしたので、今回 Windows 8.1 までの間がまだ Preview とはいえ非常に速かったと感じます。メジャーOSのサイクルがリリースベースで1年というスパンになっていることは、業界全体ですべての側面で速度が速くなっていることの表れだと思います。


<まくしたてるスティーブ。>

もちろん、まず伝える重要なことは Windows 8.1 Preview のダウンロードが始まることです。参加者にはその後USBメモリでも渡されましたが、Windows RTでは2GB程度のサイズでした。かなり細かい改良が施されており、ユーザーインターフェイスの変化に関しては集中して別途お届けしたいと思っております。

Google ChromeScreenSnapz010
<Windows 8.1 Preview>

その後きわめてあっさりと参加者全員に Acer Iconia W3-810 が配布されることが伝えられ、あまりに急な感じに会場が大きくどよめく間もないまま Windows デバイスがどのように変わってきているかについて話がありました。

このパートでは「Touch」を連呼し、小型タブレットの登場、ノートPCやオールインワンモデルでのタッチサポート(タッチがサポートがあっても低価格であることを強調していました。$499のノートPCといったモデルもあるようです。)、ドッキングタイプのノートPCでありタブレットでもある 2-in-1 デバイスなどについて紹介していきました。

次に、 Flipboard や Facebook 、 NFL Fantasy Football などの人気のあるサービスでのアプリ対応が発表されました。初日の段階では実際のアプリの画面などは出てきていませんが、特に Facebook アプリは気になるところですね。デモマシンには既にインストールされていたようなので、2日目以後出てくるのではないでしょうか。

続いて、デスクトップと Modern UI との融合といったトピックの展開がありました。終了後に様々な他の参加者とともに話しをしていたのですが、スタートボタンの復活やデスクトップへのブートも含め、これまで新しい UI 環境に対する後方互換環境のように語られることもあった「デスクトップの扱いが明らかに浮上している」ことと、「Metro 改名騒動は完全に Modern UI で決着した」という2点です。デスクトップアプリケーションが今後どのような扱いになっていくのかについてははっきりとしたメッセージがまだありませんでしたが、少なくとも現時点では、すべてのシナリオを Modern UI で解決できるわけでないということをマイクロソフト自身が再度確認したのではないかと思います。

8.1よりサーチに統合された Bing による検索についても紹介されました。OSワイド/アプリワイドに検索をできるだけではなく、 Bing からの検索結果も統合して見せることができるようになります。XBOX Music との連携もするようですので、日本でのサービス展開が気になるところです。

その後、Windows 部門トップの Julie Larson-Green が登壇し、800以上のアップデートを含むといわれる 8.1 の紹介に移ります。ポートレート対応に関する強化、オンスクリーンキーボードでのジェスチャーサポート( UI の回で詳しくカバーします)、Outlook for RT、フリックアップすることで現れる「すべてのアプリ」、キッチンで使うようなアプリ(手を使えない状況を想定)で利用するカメラを使ったジェスチャー認識、マルチウィンドウ/マルチスクリーン(ここも UI の回でカバーします)などがハイペースで初回されていきました。


<Outlook for RT ではMLをまとめて管理する機能などが紹介された


<上方向にフリックするとあらわれる「すべてのアプリ」メニュー>


<レシピアプリだが、画面右上に ”Hands-free” の文字が見え、実際にカメラだけでジェスチャーで動いていた。>

Julie が再度登場した際には、Acer Iconia に加えて Surface Pro も参加者に提供されることが発表されましたが、これもなぜかとてもさらっとした発表の仕方です。既に配布も始まっていますので他に何かがあるという訳ではありませんが、もっと盛り上げてもよかったんじゃないか、とか思いました。昨年の Surface RT の方が盛り上がっていたかもしれませんね。ただ、W3 も Surface Pro も RT ではないフルサイズの Windows 8.1 マシンです。実際の開発含め、デスクトップアプリの復権のタイミングというところなのでしょうか。

デモマシンにインストールされていた多くのアプリがまだ紹介されておらず、パートナーからの発表もまだ全くないことから、明日なにかデモがあるのかが気になるところです。なぜか複数のマシンに Adobe の Edge ツール群がインストールされていたのがとても気になりますが。。。あとは Windows Phone に関してほとんど触れられていないこと、 XBOX-One に関してなにかこのタイミングで発表はあるのかなどが気になるところです。明日以後のキーノートやセッションに期待したいところです。

このあと、Antoine Leblond につながれ、Visual Studio 2013 の詳細などよりデベロッパー向けの情報、それに続いて公開 API を含む Bing コントロールに関する情報などが Bing を担当する CVP の Gurdeep Singh Pall から紹介されたほか、新たなゲーム開発環境のプロジェクト?であるProject Sparkなどが紹介されました。

初日からものすごい情報量で、一回のポストではとてもカバーしきれません。その後受講しているセッションからの情報も含め:

1-2 Visual Studio 2013編
1-3 Bing 編
1-4 UI 編
x-1 その他もろもろ編(Project Spark含む)

2日目は Azure が中心になるはずなので、2日目のカバーを少しやってから、1日目を重点的に上記のように書いていこうと思います。(宣言しておけば書いていけるはず!)

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Gears of War: Judgment : 濃いめの前日譚

トップシリーズの前日譚ということで、主人公のマーカスと思いきや、ベアードなあたりがいきなりいいですね。声優陣が豪華だったことが奏功した感じがします。

かなり細かいことではありますが、本作ではローカライズが素晴らしいと思っています。アフレコ、UIや画面上に配置される文言に関する配慮(単にフォント変更した文字を並べるだけではないバランス取り)などなど。もともと画面全体が暗い状態で進行することが多い本シリーズなので、文字が見えにくいなどの事態にはすぐに陥りやすいと思いますが、それぞれのステージでしっかり処理されていると思いました。

さすがに少し「一見さんお断り」的なお約束を知らないと進めにくい/わかりにくい個所もありますが、逆にシリーズを遊んでいる人にすればコールトレインも健在(というかまだ123に至ってないのであたりまえ)だし、時間軸の前後があっても結構ローカストにバリエーションも持ってきたので楽しめます。あと、心なしか友軍の動きがよくなったような気がします。特に助けに来てくれるのが早くなった?近くにいる仕様になったのかもしれないです。

時代設定が古いということもありますし、ここはレトロランサーで頑張りたいですね!GoWファンは間違いなく買い、そうでない人は本作からではなく、やはり123と進めて(既に安くなってるし)これをやったほうがいいと思います。


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