thinking about silverlight 2.0

すでに様々なBlogで報じられている通り、Scott GuのBlogでSilverlight 1.1の新機能が発表され、機能の多さから2.0とメジャーバージョンアップすることになった、という発表がありました。(Scott Guなのでプレスリリースみたいなもの)やまきさんのBlogが一番しっかりまとまって紹介されていたと思います。(ありがとうございます)



私も「DataGrid」の記述があったことは気になります。Flexあたりを意識した結果なのでしょうか。読む限り当初言っていた通りWPFマイナス3Dという感じで、XAMLの拡張フレームワークもしっかりと作られるようです。もちろんモノを見てみない限り分かりませんけどね。



私が注目したのはBase Class Library Supportの一環で「threading」と書かれていたことです。Flash開発においてはプロセスをコントロールすることは長年の課題の一つで、これをSilverlightにやられるとなかなか熱いです。WPFでもthread開発で山場を迎えているプロジェクトを担当しているため、大変気になる所です。通信ではWS*もサポートされるようなので、セキュリティが気になる時にもこれまでのモデルが使えて安心かもしれません。



ここで思うことは、仮にthreadingやWS*がサポートされたとして、これまでFlashで開発していたようなインタラクションに集中していた開発者がどれだけキャッチアップできるかということです。もともと.NET Framework自体がカバーしている範囲が非常に広いために、やはり本格的なRIAを作るための環境であり、分業などによるある程度大きな規模の開発が望まれる環境と言えるのではないでしょうか。



そうなると軽めの開発やコンテンツを作るという意味ではJavaScriptが使える1.0の環境に日本語サポートがまともになった状態の方がやりやすいでしょう。LL的な作り込みをしてきた開発者にとって、DLLをコンパイルするという敷居はマイクロソフトの予想以上に高いのではないでしょうか。とはいえ、放っておいてもどっちもやる!という猛者は常に存在するのでその人達の心配はしていないのですが、これから勉強する人や環境を移行する人にはSilverlightそのものをしっかりと認識してもらう必要があり、分業や「組み方」を確立していく必要があるな、と感じました。今後講演や記事などでうまく整理して発表できたらと思っています。



これまでインタラクションや表現にこだわってきた人、複雑なプログラミングや安定したシステム作りにこだわってきた人、それぞれの長所を活かせるようなワークフローを模索していきたいと思っています。



今日の書き込みは会社のメンバーとのディスカッションの中で感じたことを少しまとめたものです。優秀な人とともに働くことは大変刺激になりますね。皆ありがとう!これからも頑張ろう!

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